itoko_memo

05月31日 ( sun ) 大道あやさん

aya図書館で「へくそ花もはなざかり」というタイトルが気になって借りました。へクソカズラって隣の空き地から初夏にツルが延びて来て咲く雑草で花は可愛いのですがあまりにどんどんランナーが地について増えすぎるので抜くのですがすんごい臭い。だから忘れられない名前の雑草なんですがそれがタイトルなんてと思って。この大きな本は大道あやさんの幼少期から画家になってからの自伝がほぼそのまま本人の語り口で絵も一緒に編集されていてます。困難を乗り越えて生きて行く姿。この状態でなんだかユーモアが残ってる強さ。もう読みながら心打たれて続けるので夢中です。その表現の感性も。なんだか田舎から上京した母に子供の頃の話を聞いた時と重ねたりして。感動したのでご紹介させていただきます。絵は「シャモのピュートル」より