施設に入った母に会いに行く度、色鉛筆で絵を描いてもらいます。昔の油絵と比べたらそれはもちろん悲しいのではありますが色の選び方なんて前と変わらない感じ。脳出血の後遺症でいつもぐるぐるになってしまうんですがそれを二人できやっきゃ笑って。その後キャッチボールしたり、シャンソンを聴いたり。(シャンソンって暗い曲が多くて私はちょっと苦手ですがイブモンタンやベコーなんかを聴きます)壁には写真や好きだったもの、母の作品を撮った写真なんかを貼って何度も見返して。人と人をつなぐものは記憶の他にもあるのでしょうか。なんとか今より悪くならないようにつなぎ止めたい記憶のギャラリー。帰り道はその日の状態に涙ぐんだり笑ったりです。
9月29日〜11月2日まで伊勢丹浦和店3F スライス オブ ライフにてMOKUBAさんのレースを使ったイベントに参加します。私は今回ちょっとガーリーテイストなバッグ数点とアイピローを納品しました。すべて一点ものです。他にアンティパスト、アトリエ染花さんなどが参加されます。同じ売り場には秋物アウターなどとてもそそられるセレクトが沢山。皆様是非お店迄お越し下さい。チラシの右下刺繍が入ったバッグは¥24,840
1年生から6年生迄皆さん頑張ってペンケースを完成!
途中お茶も飲まず3時間を越えて。実は特に低学年、中学年には全くの初体験でちょっと難しい内容でしたのでお母さんに協力していただく計算だったのですが参加していただいた子供達全員、「お母さんは手を出さないで」という真剣さでやりきったのです。10人十色の出来上がりにスタッフと一緒にちょっと涙ぐんでしまいました。子供に沢山の事を学ばせていただきました。娘にも助っ人に入ってもらい感謝です。かぞくのアトリエサイトにくわしい写真がアップされてます。
ワークショップのお知らせです。
「夏の思い出・ペンケース作り」
時 2015年8月1日 1:30〜16:00
場所 家族のアトリエ アートスクール
渋谷区代々木2-32-5 代々木駅より徒歩7分
1年生〜4年生は親子でご応募ください。高学年は一人でも可。計10組募集いたします。並縫いと玉止めで中袋付きの袋をつくります。専用ボンドでファスナーをつけペンケースにします。残りの時間でマスキングテープを使ってアクリル絵の具で自由にステンシルに挑戦します。ファスナーの色、ブルーかピンクをお選びになり、家族のアトリエのサイトからお申し込みをお願い致します!
持ち物等の詳細もサイトにアップしてあります。お待ちしております!
たくさんご応募いただきましてありがとうございます!
家族のアトリエでは、定員に達しましたので閉め切りとさせていただきました。
図書館で「へくそ花もはなざかり」というタイトルが気になって借りました。へクソカズラって隣の空き地から初夏にツルが延びて来て咲く雑草で花は可愛いのですがあまりにどんどんランナーが地について増えすぎるので抜くのですがすんごい臭い。だから忘れられない名前の雑草なんですがそれがタイトルなんてと思って。この大きな本は大道あやさんの幼少期から画家になってからの自伝がほぼそのまま本人の語り口で絵も一緒に編集されていてます。困難を乗り越えて生きて行く姿。この状態でなんだかユーモアが残ってる強さ。もう読みながら心打たれて続けるので夢中です。その表現の感性も。なんだか田舎から上京した母に子供の頃の話を聞いた時と重ねたりして。感動したのでご紹介させていただきます。絵は「シャモのピュートル」より
「クラッチバッグの本」が河出書房新社より5月20日発売となります。共著で4作品のデザインをさせていただいております。越膳夕香さんをはじめ7名の作家が参加してますのでバリエーション豊富で楽しい本になってます。シンプルでサイズや使い方が応用ができそうな形を考えました。是非お買い求めください。表紙の作品は「みずいろ」さんです。
今年は、モッコウバラが沢山咲いています。冬の間に葉が散っても枝を整理しなかったからでしょうか。夏の日よけになるように窓から窓に誘引してみています。コデマリは何故か井戸の中に延びようとしているかのようです。
先日、お向かいさんから余っているとの事でスコップをいただきました。活躍するスペースは小さいけれど軽くて使い易いので気に入ってます。年々庭いじりが好きになります。